ほぼ月1回のペースで開催します■東京研修会の内容がグループ・コミュニケーションに変わりました
第28回から、東京〈対話法〉研修会の内容が大幅に変更されました。これまで午後に行っていたグループ体験を、グループ・コミュニケーションという観点から、さらに充実させたいと考えたからです。もちろん、必ずしもファシリテータを担当する人だけでなく、どのような立場の人でも参加できる内容です。
これまでは、〈対話法〉あるいは確認型応答の原則や基本を伝えて、その後の応用は皆さん自身で工夫してくださいという方針で研修会を進めてきました。しかし、わたしが最近考えているのは、グループをまとめられる程度のスキルが身に付いていないと、日常において自在に確認型応答を使いこなすことは難しいのではないかということです。なにしろ、日常は、グループ(複数の人間)での対人関係がほとんどですから……。つまり、原則の習得に加えて、研修会の中で、より難しい実習(グループ・コミュニケーション)をしてこそ、日常の対話において自在に応用できるのではないかと考えています。この「応用のコツ」を、グループ・コミュニケーションという形で、できる限りお伝えしていく所存です。
■第30回 日 時:2009年1月18日(日)
◇午前セッション(午前の部) 午前10時15分〜午後12時45分(10時開場)
【グループ・コミュニケーションの基礎】理論と実習---中心テーマ:感情に着目
◇午後セッション(午後の部) 午後2時00分〜4時30分(1時50分開場)
【グループ・コミュニケーションの実践】グループ・コミュニケーションの体験(参加者同士で語り合いながら学びます)
※午後セッションでは、コミュニケーション実習や研修会、自助グループの講師(リーダー、ファシリテーター)になるために欠かせない体験ができます。また、教育機関での授業や指導、医療や福祉に関わる専門職に役立つスキルが習得できます。
内容の詳細:
■午前・午後、両セッションの共通点:注)セッション(session)とは、グループで行う一定期間の講習会や集いのことです。
○「確認型応答」を使った安心・安全な雰囲気のなかで人間関係の機微を体験しながらグループ・コミュニケーションの技法を学び合います。
○いわゆる参加型(講師の話を聞くだけでなく参加者同士が交流する)の研修会です。
○カウンセリングなどで使われる傾聴技法の実習にも役立ちます。
■午前セッション:【グループ・コミュニケーションの基礎】理論と実習
テーマを中心にグループ・コミュニケーションの理論と実際を学びます。全体メニューについては「参考」をご覧下さい。どちらかというと、セッションは「講師主導」で進みます。
なお、参加者の状況により、午後セッションと同じ内容(グループ・コミュニケーションの実践)になることもあります。
■午後セッション:【グループ・コミュニケーションの実践】〈対話法〉の原則を使ったグループ経験
コミュニケーションや対人関係のスキルは、理論や方法を知るだけでなく、実際の体験を通して身に付けることが大切です。ここでいう「グループ経験」とは、参加者間の相互作用から自然に生まれるさまざまな対人関係を通して、日常に活かせるコミュニケーションスキルを実践的に学び合うことを目的としたセッションです。どちらかと言うとセッションは「参加者主導」で進みます。
講師(リーダー、ファシリテーター):浅野良雄(対話法研究所所長・足利短期大学学生相談室カウンセラー)
講師を目指している参加者がアシスタントを務めることがあります。
参加資格:「確認型応答」を中心としたグループ・コミュニケーション技法を仕事や生活に役立てたいと思っている人なら、年齢・職業・性別を問わず、どなたでも参加できます。ただし、研修会の中で出たプライベートな話題についての守秘義務を条件といたします。
午前と午後は、それぞれ独立したセッションですから、どちらか片方でも参加できますが、深い学びのためには、両セッションへの参加をお勧めします。
午後のセッションでは〈対話法〉やグループ・コミュニケーションについての基本的な説明はしませんので、初めて参加する方は午前セッションからの参加をお勧めします。
会 場:対話法研究所東京事務所 東京都文京区本郷3-37-8 本郷春木町ビル9階 インキュベーションハウス内
地図はこちらにあります。中央の「赤いマーク」の場所です。
地下鉄「丸ノ内線・本郷三丁目駅」(2番出口)から徒歩約10分 ← JR東京駅からはこちらが便利です
「都営大江戸線・本郷三丁目駅」(5番出口)から徒歩約5分
☆会場入り口案内 こちら
参加費(当日会場でお支払いください):1セッション 3,000円/人
割引料金(大学・大学院・専門学校生、日本対話法研究会の会員):1セッション 2,500円/人
テキスト代金:600円(消費税込み)。〈対話法〉の説明が詳しく書いてあるテキスト『こころの通う対話法』を使います。
定 員:1セッション8〜10人(定員になり次第締め切ります)
申し込みと問い合せ:申し込みフォームの指示にしたがって記入し、送信して下さい。
連絡や問い合わせはこちらのフォームでお受けします。
☆キャンセルについて:参加申し込み後、やむを得ない事情により参加できなくなった場合は、できるだけ早めにご連絡ください(キャンセル料は無料です)。やむを得ず事前のご連絡が無理な場合は、事後でも結構ですので、必ずご連絡ください。
主 催:対話法研究所 ホームページ http://www.taiwahou.com/
後 援:日本対話法研究会
■参考:午前セッションの全体メニュー
○午前セッションは、1回ごとに原則として下記の6つのテーマにそって行ないます。参加者からのリクエストによって、他のテーマを交えることもあります。
○全部に参加すると、グループ・コミュニケーションの概念とスキルをほぼマスターできるようになっています。
○かならずしも1から始める必要はありません。どこから始めても大丈夫なように工夫してあります。
○1〜6に連続して参加する必要はありません。ご都合がつくときに参加してください。
○テーマは1〜6で1サイクルですが、繰り返して受講するとより効果的です。なぜなら、同じテーマであっても、2回3回と受講するにつれて、より理解が深まるからです。
1.〈対話法〉の基本---グループ・コミュニケーションにおける〈対話法〉の使い方を解説します。
2.ひとが本当に言いたいこと---効果的なコミュニケーションは、相手の発言の真意をつかむところから始ります。
3.感情に着目---コミュニケーションの内容には、大きく分けて「事柄(物理的なこと)」と「気持ち(感情)」
があります。この2つを区別できるようになると、対話の質が変わります。4.誤解に気づこう---どんな時に「確認型応答」が必要なのか、そのタイミングに気づく練習をします。
5.調整役の役割---状況によって変化する人間の心理を知り、その対応法を学びます。
6.グループが紛糾したときの対処法---コミュニケーションが難しいのは、とくにトラブルが発生したときです。
関係者の人数が多いときはなおさらです。トラブルの対応に〈対話法〉の原則が役立ちます。
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